【フィンランド留学】留学2ヶ月目の現状
雨続きのどんよりした日々、心情吐露。
留学開始から2ヶ月が経過した。10月を振り返る。
先月の様子はこちらから。
心境の変化
先月は寮の共用キッチンを使うのを躊躇したりして荒んだ生活だった。ただ、友人の
「ルームメイトはただの同居人」
という言葉を聞いてからというものかなり気が楽になった。無理に仲良くする必要もない。最悪話さなくてもいいからキッチンに出ようという気になった。
キッチンを使うようになったおかげで 朝:パン 昼:学食 夜:パン という食生活から 朝:パン 昼:学食 夜:パスタ(←new!!!) という食生活に変化。別に具もないゴミみたいなパスタだが、温かい食事はいいものだとしみじみ感じる。結果的に食費も浮いて大助かり。
パスタ茹でてチーズをかけただけ。ちなみにチーズは超臭い。
そしてキッチンでパスタを茹でているとなんだかんだ誰かに出くわす。結果的にフロアメイトと会話することになるが、全くビビっていたほどのことはなく、それなりに楽しい。
大学。
先月は生活に慣れていないことを言い訳に平然と大学の課題をすっぽかしたりしていた。ある授業ではペアでの発表があったのだが、相方のフィンランド人に発表内容の9割を作ってもらってキャリーされる始末。何しに来てんだ僕マジで。
だがある日、自分は面倒なことから目を背けて逃げているだけだと気づいた。何してんだと。この日からはやることを整理し、課題の負債も徐々に清算していった。学校終わりに帰って昼寝していたところを図書館に籠って作業するようになった。
半月経ってから気づいた教授からの催促メール。
月末にあった教授とのフィードバックミーティング。何と言われるかヒヤヒヤしていたが幸い取り越し苦労に終わった。ギリギリに提出した最終課題の内容を一緒に確認してそれで終了。よかったよかった。
交友関係
友達ならできていない。
正直、インスタなんかで「New Friends♪」とか抜かしてる奴を見ると「ほんまか?」と思ってしまう。それ相手は友達だと思ってねえよ。会った瞬間ダチなんか?てめえらは。
これに関しては、他の地域に留学している友人のインスタから受けるダメージが一番大きかった。先月は少しの羨ましさで終わっていた気持ちが、今月は焦燥感と合わさって危険な方向へ向かっていた。
ヘルシンキにいる他の留学生に関しては同じ土俵にいるつもりがないので心底どうでもいい。ただ、他の地域へ留学している同大学の友人の様子には逐一心が揺れてしまっていた。今でこそ落ち着いているが、今後もきっとそうだろう。
一人本屋を訪ねる日々。
「別に友達作りに来たわけじゃないし」なんて意地を張ってみるも、誰かに会うと尻尾を振るように話してしまうんだから本当に弱い。自分も人と話したかったんだ...なんて悲しい怪獣みたいになる。
とはいえ、誰とも話していないのかというとそういうわけでもない。授業で毎回隣になる人とは流石に話すし、毎週通っているヘルシンキのスマブラ大会には仲のいいプレイヤーがけっこう増えてきた。
以前日本の友人に「友達できてない」と言ったらガチで哀れむような反応を受けたが、別にそこまで人と関わる能力が欠けているわけではないので見くびらないでもらいたい。あんま舐めんな!
節約生活
10月は節約の月だった。
9月はドイツに旅行に行った都合もあってかなり支出が膨らんだが、今月はかなり慎ましく生きていたので親からの仕送りの範囲ほぼピッタリで生活することができた。
支出のおよそ6割は食費。先述したように最底辺クラスの食事ではあるが、物価の高さからそれなりの割合を占める。
節約の鍵はパスタ。パスタは安いものだと1kg入って1.30€ほどだからかなり手頃。コスパがいいからといって麺の量でゴリ押して腹を満たしている。
とはいえずっとゴミ(のような飯)を食べて生活するわけにもいかない。週に1回は外食をして美味しいご飯を食べ、塩梅を保っている。
残りは週末などに遠出したときの交通費や観光費。今月はフィンランド国内の他の街を2つほど訪ねた。まあ2回も出かけて予算内なら上出来でしょう。
西部のTurkuという街の様子。
ただ節約メシもかなり飽きてはきているし、精神的にも余裕はない。限界は近いかも。
というわけで今月の振り返りでした。日照時間がどんどん減って鬱も待ったなしという季節。頑張っていきたい。