休む暇もなかった。
今はミラノからスイスのバーゼルへ向かう電車に乗っています。この数日間でアルプスを越えていたのですが、おかげで体調がすこぶる悪いです。
15-16日目 オーストリア🇦🇹
ウィーンでは高校時代の先輩のお家にお邪魔しました。現在ウィーンに留学中とのことで、お互い留学中にヨーロッパ内で会えてよかった。
ギリ天気が持った日に70kmだけ駅のある街を目指して漕ぎました。オーストリアは山がちな地形で、平地が苦手な自分からしたら好きな地形。山間部を走る感覚は日本のそれと似ていました。
早朝の電車に乗るために5時まで開いているマクドナルドで時間を潰したことは忘れないです。(5時まで開いてること自体奇跡的ではある)
僕が滞在していた期間オーストリアはずっと雨で、ザルツブルクという街に数日留まることになりました。
この街は留学中に知り合った友人の地元で、その友人に会うためにやって来ました。実に半年ぶりの再会、街を色々案内してもらいました。その日は1週間の滞在で1日だけの貴重な晴れだったのですが、それを観光に費やしたことに僕は一片の後悔もありません。
なんか書道のコースに連れていかれたけどそれも楽しかった。
20-22日目 アルプス越え⛰️
はい来ました。今回のアルプス越えの問題は何と言っても天気が悪いこと。雨の中走った日はもう最悪で、ドロドロのダートを走ったり河川の増水に道を阻まれたり山道で大型トラックに肝を冷やしたり… おまけにパンクもしたし。不運は連鎖します。
アルプス越えのルート上には定期的に街があるので補給の不安はないですが、泊まる場所には困りました。結果野宿を強いられるなんてことも。
連日の雨のせいか、想定していた山の上のルートは通行止めでした。泣く泣く迂回して、途中に渡しの電車を挟むルートに変更。今思うと本来のルートは標高が2500m超と高すぎたと思うので結果このルートでよかったのかも。
アルプスでは体温の調節が難しかったです。山を上る時には汗をかいて下るときに一気に冷える。(これが今体調を崩している原因) 自分が行った時期は曇りで微妙に寒かったし、湿度も高かったのでやたらと汗をかきました。そう考えると曇りが一番嫌かも。
片側の天気が悪い時 もう片側の天気は良い それがアルプス
23-26日目 イタリア🇮🇹
イタリアに入ると気温が一気に上がりました。
イタリアは電車を頻繁に使ったのでそれほど漕いではいません。(そのせいでハードな輪行をしたりもしましたが) ただ、移動していた北部のあたりは山がちな地形でこれまた走りやすかったですね。自転車道も頻繁に見た気がします。
今回イタリアに来た目的はジロ・デ・イタリアの観戦。ベルガモに赴いてStage15を観戦しました。現地観戦の盛り上がりは最高に楽しかったです。
世界的なサイクリストの聖地の教会にもやって来ました。ここには自転車の博物館も併設されているとのことで訪問。テンション上がりっぱなしでした。
イタリアは料理も美味しいし自転車も漕ぎやすいしで良い国でした。自転車文化が盛んな国なこともあって久々に自転車が楽しいと感じられました。
さて旅も後半戦、これからフランスに向かいます。コンディションも気をつけて頑張りたいです。