【フィンランド留学】5ヶ月経ったってマジ?
寝てたら1月が終わった。
大学の前期が終了し、1月中旬までは冬休み。ということで月の殆どを寝て過ごした。天気も悪いし、休みモードを引きずってやる気は一向に出ない。
先月の振り返りはこちら。
身体を動かす
年始から大学のジムに行き始め、エアロバイク(自転車マシン)を漕いでいた。今は路面が凍結していて漕げないけど、春になったら自転車を漕ぎたい。あわよくばヨーロッパツアーなんかしてやりたい。というわけで冬季練習を開始。
週に2~3日ほどジムに出向いて短時間エアロバイクでトレーニング、その後に少しウェイト。本当に簡単な運動なので春に自転車が漕げるようになるまでなんとか続けたいところ。運動するに伴ってタンパク質のこととか考えるようになるのは高校の部活時代を思い出すようでどこか心地いい。
一ヶ月経つと露骨にパフォーマンスが向上していた。
言語習得について
フィンランド語を猛勉強していた11月。全く同じ勉強を再開するのは難しいため、今月は実際の会話を通じてフィンランド語の習得を試みた。毎週通っているスマブラ大会には現地の民がうじゃうじゃいるので話そうと思えば話せるはず。ただ「英語を話す人」という認識をされていると、いざフィンランド語で会話しようと思った時に少しやりづらさを感じてしまう。
「自分が言葉を勉強していると伝えること」
言語習得においてとても大切なことだと思う。自分がフィンランド語を勉強していると知っている相手はフィンランド語で話しかけてくれるし、そんな相手には自分もフィンランド語で話しかけてみようと思える。拙いフィンランド語を披露すればみんな面白がってフィンランド語責めをしてくれてありがたい。ハテナしか浮かばなくても分かる単語から雰囲気で読み取る。使いたい言葉が頭に浮かんだら聞いてみる。自分がフィンランド語を勉強していると宣言することで、周りの人みんなが先生になった。
11月の座学ベースの学習から一転しての会話ベースの学習。勉強の頻度こそ落ちたものの、定着度は段違い。実際に会話で使った言葉はその場所や時間、音などの感覚と結びついて記憶される。おまけにネイティブから教わったという保証付き。レストランで水を貰うやりとりすらまともにできないけれど、上手くいかなかったやり取りを思い出している暇はないなと。すべて勉強のチャンスと思って貪欲に吸収していきたい。2月は改めて時間取ってまた知識詰めたいなと思っている。
ちょっと心折れかけた話
フィンランド語の勉強が順調な一方で英語には不安を感じている。留学も折り返しというこの時期にもなって英語が上手く扱えず、心が折れかけた。
1月の中旬、スマブラの大会に参加するためノルウェーに遠征した時のこと。北欧各国からプレイヤーが集まる大会、当然公用語は英語。その英語が飛び交う場所で自分はまともに会話できず、借りてきた猫のように黙りこくっていた。初対面の人間相手に緊張したか?会話の内容がヨーロッパの内輪的内容だからか?なんせ言葉に詰まるその居心地の悪さと無力感で胃痛が止まらなかったことだけは覚えている。
その大会には自分以外にもう一人日本人プレイヤーが参加していて、その日本人が楽しそうに会話するのを見てきると自分の至らなさを感じざるを得なかった。その場に居合わせて話を聞いていると、自分には英語力というより人として当然の会話をする能力が欠けているように感じてやりきれない気持ちになった。
ノルウェーから帰国すると、英語のコミュニケーションに怖気図いている自分がいた。馴染んだメンバーでの晩ご飯でさえ、楽しみだったはずのスマブラ大会でさえどこか億劫に感じる。とはいえ英会話への不安は英会話で払拭するしかない。共用キッチンで出くわした新しいフロアメイトとの会話や授業での会話を噛み締める。自分は話せてるぞと、意思疎通できてんぞと言い聞かせながら。
自分がネイティブではないことに起因する自身の英語に対する潜在的な不安。話す言葉は殆ど人が使っていたフレーズを盗んだもの。かれこれ10年近く英語勉強してるけどまだ上手くいかないかと。どうせ失敗するならもっと早く実践に踏み切っておくべきだったんじゃないかと。みんなは自分の英語に自信あんのかね?それ傲慢すぎやせんかね?こう悩んだ状態で日本人がほぼ日本語みたいなナメた英語で話してるのを見るとめちゃくちゃイラつくし。いつも話す友達でもいりゃあそれだけで自信持てるもんか?ガキがよ。
色々と思うことはあるけれど、上手くいかなかったことを思い出してる暇なんてないし、第三の言語を学ぶ安心感に落ち着かず英語にも向き合っていきたい。
やる気も出ず悩みも尽きないけど頑張っていきたい。