ハードな1ヶ月でした。
※先月の記事で自分の抱えているネガティブを垂れ流してしまったことを少し反省しています。自分の書いた記事を一番読むのは自分なので、読み返す度グサグサ刺さりました。ありのままの振り返りをするのがコンセプトなので許してほしいです。ネガティブな内容は「ふ~ん」くらいで流してもらえると有難いです。
今は健康な精神です。11月を振り返る。
冬の到来
本格的な冬に突入。11月前半は本当に苦しかった。
日の出: 9:07 日の入: 15:15 (執筆時 12月6日現在)
日に日に短くなっていく日照時間。ここまで短くはなかったものの、なにより曇りの連続で毎日暗い。晴れは11月を通して一回の週末しかなかった気がする。
太陽に当たらない日々が続き、ものの考え方も腐る。
学食で一人食事を取る瞬間、ふと孤独な自分と他人を比べて4にたくなったりもした。朝起きた瞬間「学校行きたくねえ」と思う日も増えた。実際、初めて授業をサボって一日中寝た日なんかもあった。
思えば他のフィンランド留学生たちのインスタも静かだった。あの勢いどこ行った。なんか言えよ。
「日光がないとビタミンD作れずに骨やられるよ」
現地に住んでいる日本人から聞いた言葉。この言葉に突き動かされてビタミンDの錠剤と牛乳を購入した。「冬の鬱への対策にビタミンDを摂れ」という忠告は再三されていたが、なんとかなるだろと思っていた無策な自分。なんともならない。
スーパーのビタミン剤売り場。
鬱を乗り越えるためには根性などではなく適切な処置が必要と気づいた。
11月19日、初雪観測。
初雪の次の日には外は雪景色だった。スニーカーだと路面で滑るため、冬用のブーツを購入。これも「滑って頭打って死ぬよ」という忠告に突き動かされて。
雪が降ってからというものは心は穏やかだった。
照り返しで外は明るく、シンプル雪が綺麗。写真も撮りたくなるし、テンションも上がる。中心部ではイルミネーションがたくさん見れて、これまた気分が上がる。朝起きて雪が積もっていると小躍りしたくなる。
雪のおかげで今は健康な精神状態を保てています。
フィンランド語
11月はフィンランド語の勉強を頑張った月だった。
日本に留学していたフィンランド人の「日本語毎日2時間勉強してたよ」という言葉に刺激を受け、負けじと毎日2時間フィンランド語を勉強した。その話を聞いたのが11月2日、それから一日だけ欠かしたものの、それ以外は毎日2時間取って勉強した。
勉強は2時間以上でも以下でもダメ。これが、「なんとか持続出来て」かつ「毎日ちょっと頑張らないと達成できない」絶妙なラインだった。
授業の復習・Duolingo・ムーミンアニメ で勉強。
毎日勉強していると、電車で話す人の言葉に聞き取れる言葉が増えてきた。露骨に結果が出るのは現地で勉強する良さだと思う。まだ会話は難しいが、パッと頭にフィンランド語が浮かぶようになってきていて良い感じではある。継続して頑張りたい。
勉強の一環で大学の日本語アシスタントも始めた。
フィンランド人が日本語を勉強する授業にアシスタントとして参加するというもので、これが自分のフィンランド語の勉強にもなってとても良い。日本語⇔フィンランド語で学習ができることはとてもありがたい。
応募の締め切りはとっくに過ぎていたのだが、講師に直談判したら歓迎してもらえた。思い切って始めてみて本当に良かったと思う。やりがいもあるし。
Updated 食生活
冬のフィンランドは暗くて、正直しょうもない。
なので「小さな幸せを日常に散りばめよう」という思考に至った。「北欧の小さな幸せ、素敵♡」とかそんな舐めたものではない。そうでもないと持たん。
というわけで、せめて毎日違うものを食べようと食生活を改善し始めた。手始めに米を購入し食べるがこれがクソまずい。まずい米を美味しく食べるためにおかずを作る。おかずを作る過程でフロアメイトに会う。
不味い米→料理する必要→キッチンに出る→人と話す
これが想像以上の好循環。自分が料理するのは誰も来ない22時ごろだが、そんな時間に同じくキッチンに来る人間と気が合わないわけはなく、会話も楽しい。
これは「人と話す」が動機では絶対にダメで、「美味しいメシを食べたい」という自分主体の動機を持つことで達成できたことだった。会話はあくまで福産物。
食べるものが良くなって気持ちも上向きになった。
料理する過程で部屋を出入りしていたらオートロックの部屋に鍵を閉じ込めて締め出されたのは内緒。
というわけで11月の振り返りでした。今の落ち着いた気持ちで今後もいられたらな。