過酷な道の末にパリ到着。
スイスの端まで電車で移動し、30分も経てばフランス入り。それからは延々と川沿いのサイクリングロードを進んでいました。ドイツに近いアルザス地方特有の街並みが印象的でした。
ストラスブールではゲーム繋がりの知人の家に宿泊。手作りの麻婆豆腐を振る舞ってもらったのですが、間違いなくこの旅一番の食事だったと思います。
29-32日目 ストラスブール-パリ 🇫🇷
4日間かけてパリを目指しました。
この区間はどれだけ漕いでも変わらない景色と4日という時間の長さに苦しみました。途中から気狂ってたかもしれない。
パリへの道は自動車道こそ一本道ですが下道は決して良い道とは言えず、使う国道を都度切り替えて進む必要がありました。これがまた面倒。
何も考えずにGoogleマップの案内に従おうものなら未舗装路に突っ込むので気が抜けなかったです。おまけに補給できる場所もないし。
未舗装どころかただの森。
ひたすら自転車を漕いでバゲットにかじりついて夜になったら眠る…そんな生活は今でこそいい思い出ですが当時は絶望と共にバゲットをかじっていました。
その末にパリに辿り着いた時の感情は複雑でした。ここまで怒り狂うほど険しい道を通らせておきながら、パリに入ると急に走りやすい道に変わる。そしてそんな外ヅラのいい道と街並みに魅了されてしまう自分。
俺ァフランスのこと許せねえよ…
…パリだ
パリだ…!
パリ最高ッ!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
33-34日目 パリ観光 🇫🇷
宿泊するホステルでは自転車の室内保管は断られてしまい、急遽パリ在住の知人に連絡。急なお願いにも関わらず快く預かってくれました。大感謝。
そして到着した日も含めて3日間パリを案内してもらいました。パリで生まれ育った地元民のオススメはどれも最高で感激。その知人の繋がりから新しい出会いなんかもあって、最高のパリ滞在になりました。
笑っちゃうくらい美味しいガレットと地元民おすすめの公園。
残りの旅はあと1週間。イタリアで崩した体調は快方に向かっています。距離はかなり長いですが、パリでやる気も戻ったのでやれるだけ頑張ろうと思います。