にっしゃりん

自転車でどこまでも

日本一周から考えるライド中の食事

食事は燃料補給。

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来シーズンのヨーロッパツアーに向け、過去のライドを振り返りロングライドのノウハウを抽出していきます。今回はライド中の食事について。

ライド中の補給の種類は数多くあります。スポーツ羊羹や和菓子、エネルギーゼリーなど。自分は日本一周時の補給食はコンビニのパンでした。主に菓子パンだった気がします。詳しく解説します。

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なぜコンビニパン?

理由① カロリーを確保できる

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コンビニのパンはべらぼうにカロリーが高いです。一日中ライドして消費したカロリーを効率よく補うにはもってこいだと考えています。これは日本一周中の最長距離の一日、310kmを漕いで消費したカロリーが8193kcalです。

この消費分と同程度のカロリーを摂取しなければエネルギーの消耗は免れず、長期にわたるロングライド旅の達成は不可能と言ってもいいでしょう。辿り着いた結論は1日5食ドカ食い作戦。3食+2回コンビニに立ち寄りパンをむさぼっていました。擦りまくっていたジャムパンのカロリーが1個500kcalほど。こんな感じのパンを1度の補給で3つほど食べていたので約1500kcal。単純計算で1500×5で7500kcal。通常の日なら十分すぎるカロリー摂取ですね。

(出典: ベーカリー|ローソン公式サイト)

1日5食と先に述べましたが、エネルギー摂取が必要な時は適宜コンビニに立ち寄りました。北海道のオロロンラインはコンビニが30~40km置きでしか存在せず、急な補給が困難です。ある程度食料は携帯しながらも、コンビニを見かけるたび立ち寄っていました。愛媛県を通過する際にも、悪いコンディションを乗り切るためやけ食いをする場面がありました。他にも、ヒルクライムの前はエネルギーを蓄えて備えました。

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大事なのは、「空腹を感じないような補給をする」という点です。空腹を感じてからコンビニまで何kmあるかはわかりません。不測の事態に備えて、まず空腹を作らないというリスク管理をすることが重要です。

理由② アクセスが容易

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コンビニは日本中どこにでもあります。(先述したように北海道の辺境では数十キロ置きだったりしますが)携帯補給食は事前にストックしておく必要があったりと荷物の増加に繋がりますが、コンビニならその場で食べてその場のゴミ箱に捨てて完結します。ゴミを持ち運ばずに済むのもその他の補給食との違いでしょうか。

コンビニを一つの休憩スポットにすることで気分の切り替えにも繋がり、一日中ライドをするモチベーションの維持にも繋がります。いいことづくめですね。

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今回はロングライド中の補給について考えました。ヨーロッパ圏内にコンビニのようなお店がどれほどあるかは定かでないので、ツアーするなら事前にある程度リサーチしておく必要がありますね。

 

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