日本一周時の携行品。すべての日本一周勢へ。
今回は日本一周時の持ち物を紹介します。寝泊まりの必需品から日用品まで。
日本一周時は自転車の4か所に括り付けたカバンに荷物を詰めて旅をしていました。
フロントバッグ・ステムポーチ・フレームバッグ・サドルバッグに分けて、使用頻度によって仕舞う位置を選択しました。
キャンプ用品
〇テント 1000円テント
以前から使用している激安テント。その迷彩柄から一部では「自衛隊テント」と呼ばれているようです。
価格のためにすべての機能を削ぎ落したようなテントですが、特に不自由はありませんでした。テント内側が結露するという問題はよくありますが、テント内外の気温差が小さい夏はそのような問題は起こりませんでした。
テントは幕をカバンに詰め込んで、ポールはフレームに括り付けていました。綺麗なバイクには絶対にやりたくないことでしょう。僕のは中古のオンボロなのでご容赦を。
〇エアマット Amazonで見つけた適当なエアマット
この旅に向けて購入したもの。一度マット無しで旅したことはありましたがコンクリートに寝転がるのは疲労が蓄積するだけで自殺行為です。エアマットは空気の層がある分安価な折り畳みマットよりも体への負担は少ないと思います。なんせかさばらないし。
ロングライドを長期間にわたって行うには是非とも欲しいグッズ。
中はけっこう快適。
〇寝袋 mont-bell バロウバッグ U.L.
メルカリで¥6000で購入。スペックに関してはネットにも情報がありませんが、夏なら特に耐寒に気を配る必要はないということで採用。一応冬も使用歴はあります。
思えば夏とはいえ寝袋は必要だったと思います。なんだかんだ夜は冷えますし、冷房の効いたネットカフェで適温を保つには必須でした。
衣類
最低限、かつ機能性を重視しました。
〇Tシャツ(適当なやつ)×3
適当なやつ。サイクルジャージは好みではないので速乾性のTシャツを使用。
〇インナータイツ(上下)×2
長袖の夏用インナー。丸一日ありえない量の日光にあたるのでダメージを軽減するため必須。おたふく手袋がコスパ的にも機能的にも最高。
〇靴下×2
実は初日にコインランドリーで1つ失くしました。ファミマで購入。
〇ウインドブレーカー(GUの適当なやつ)×1
北海道の雨に打たれた際に体温を保ってくれました。夏でも有事に備えて必要。
〇ハーフパンツ×2
普通の半ズボン。インナー履いてこれ履いて完成。
〇長ズボン×1
基本寝るときに履いていました。
〇グローブ(短・長)×1
雨で体が冷えるときに長グローブは重宝しました。基本は指無しのグローブ。
〇ヘルメット
普通のヘルメット。命を守ってくれる。
必須アイテム。夏の日光の照り返しが目に与えるダメージは絶大。
〇マスク
布のマスク。繰り返し洗えるのが利点。コロナに配慮してつけたり外したり。
〇反射タスキ
夜に漕ぐ際は必ず装着していました。車に存在を示すことは何より大事。
〇手ぬぐいタオル
これ一枚で事足りました。ライド中にサドルバッグに括り付けて乾かしたり。
日用品
〇スマホ
iPhone12Proです。写真を撮るにも十分すぎる画質を誇ります。
〇モバイルバッテリー・充電コード
モバイルバッテリーは2台持ち。これでもかなり余裕はありませんでした。
〇ランタン
畳めるランタン。テントの中は暗いのであると便利です。
〇財布
旅用のコンパクトな財布を準備。キャッシュカードと保険証、学生証を収納。
〇歯ブラシ・髭剃り
途中コンビニで購入。髭剃りは産毛を剃るようなコンパクトなもので妥協。
〇バンテリン・テーピング
前半の最後は足を痛めたので誤魔化しに使用。なかったら進めなかったです。
〇薬
解熱剤とビオフェルミン。いざという時のために。
〇虫よけ
特に効果を感じたことはありませんでしたが。
〇クマ除け鈴
北海道での必須アイテム。北海道にいる時期は基本常に鳴らしていました。消音機能があれば使わないときもうるさくなくて安心。
〇折り畳みシューズ
観光の際に履く靴を準備。結局は鳥取砂丘でしか使いませんでした。
充電の様子。
自転車用品
〇アーレンキー
メンテナンスに必須。ブレーキのクリアランス調整など。
〇チェーンオイル
毎朝注油していました。おかげかチェーンも長持ちしてくれましたね。
〇予備チューブ・ブレーキパッド・ディレイラーハンガー
リスク管理。それぞれ一度ずつ交換しました。パッドはAmazonで現地調達。
〇グリス
どこかで一度グリスアップした記憶。あると便利。
〇携帯ポンプ
パンク修理の際に。基本は自転車屋で空気入れを借りていました。
〇チェーンカッター・ワイヤーカッター
念のため。幸い出番はありませんでした。
〇鍵
普通のワイヤーロック。
〇自転車カゴカバー
途中に百均で購入。雨はこれで十分防げました。
〇輪行袋
万が一のリタイアに備えて。
並べるとこんな感じ。積めなかったものもいくつか。
おわりに
バイクパッキングで積載量が限られる都合上荷物はかなり少なめでした。
パッキングで大切なことは「必要最低限で準備する」「詰め込む」「リスク管理を徹底する」という点だと思っています。無駄な荷物は負担になりますが、一方でメンテナンス用品はある程度持たないと続行が危ぶまれます。この塩梅が大切です。「詰め込む」という点に関しては、詰め込むと積載量も増え、バッグの固定も安定するためです。
パッキングをする際は参考にしていただけると幸いです。