ロングライドの自転車紹介。チャリダー向け。
今回は日本一周時の装備を紹介しようと思います。
〇自転車 Specialized AWOL
Specializedのクロモリ製アドベンチャーバイク。グラベルロードと言ってもいいかも。
マウンテンバイクに近いフレーム構造と大きく外に開いたフレアハンドルが特徴。
この自転車は改造に改造を重ねた機体なので原型はほぼない。
クロモリの重量は大荷物を積むためほぼ気にならず、乗り心地の柔らかさはロングライドの負担を軽減してくれたように感じます。フレアハンドルで下ハンを握ると程よく脱力した体制を取れるのでこれも身体に優しかったですね。
〇コンポ Shimano 105 (R7000)
105。ディスクブレーキは機械式でした。メンテナンスの容易さが利点かなと。
2×11sの変速に特に不満はありませんでした。
出発前に取扱店でフロントディレイラーの調整をしてもらいました。その甲斐あってか道中でメカトラはありませんでした。ブレーキパッドは終盤に一度交換しました。
〇ホイール Campangolo Zonda DB
コスパのゾンダ。特に言うことはない良ホイール。
〇タイヤ Continental 4 season (700×28c)
色んな店を探し回って奇跡的に見つけたタイヤ。個人的日本一周の最適解。
全天候に対応、側面の網目構造によってサイドカットによるパンクも防ぐ優れもの。6000km越えの日本一周にも難なく耐えてくれました。
28cという太さが絶妙で、速さと耐久性を兼ね備えて旅を支えてくれました。
途中で前後を入れ替え消耗を均一化、パンクは前半で一回のみでした。
〇サイコン Lezyne Mega XL GPS
コスパ最強、機能性十分のサイコン。
スピードと距離の記録に加えてGPSでのルート記録、ナビゲーション機能と旅にもってこいな機能が備わっています。スマホと連動もできて便利。
このサイコンの最大のメリットは「最大48時間駆動」という点。これには本当に助かりました。完全な充電が難しい日本一周。北海道ではスマホが使えないレベルにまで電力不足に陥りましたが、このサイコンだけはなんとか動いてくれました。あれこれ充電しなければいけない旅の中で余裕が持てるのは大きいと思います。
不具合は後半戦の熊本県で一度フリーズしたのみ。暑さが原因か?
〇ライト CATEYE Volt400 & Volt200(前) CATEYE OMNI5(後)
自分は積極的にナイトライドをするのでライトは二本用意しました。前輪横のマウントにVolt400を、ハンドルバーにVolt200を取り付けていました。
夜の北海道では明かりが全くない箇所もあり、自身で照らす光が頼りになります。実際ライト二本でもかなりギリギリでした。
明るさ自体はVolt400のルーメンで問題なく、照らす範囲を二本併用で広げたというイメージです。Volt800は費用的に厳しい。。。
ざっとこんなものでしょうか。かなりこだわりの詰まった装備でした。
ロングライドの際は参考にしてほしいです。